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突然、ナイフで後ろから刺されるようなとき、身を守る防護服 防刃Tシャツ、ポロシャツ、インナー、ベスト、ジャケットなど [防刃用品 Tシャツ・インナー・ベスト・チョッキ他]

最近、夜道を一人で歩いていた女性が、後ろから背中を突然刺され、亡くなるという事件があった。しかも、怨恨などではなく、面識もなく、たまたま見かけただけという場当たり的な犯罪。

人通りが少なくなるような深夜には、出歩かないというのが、一番の安全策なのかもしれないが、遊びで遅くなるようなことなら、簡単に控えられるが、仕事でとなると、自分自身では避けようがない。

このようなとき、身を守るような防護グッズがあるかというと、ないこともないのだが、普段使いを考えると難しいのが正直なところ。

後ろから、ナイフをタテヨコや斜めから振り下ろされるというなら、意外といろんな製品があり、身近に着ていても気づかれないような防刃(ぼうじん)衣類もある。

ケブラー繊維やスペクトラ繊維を使った製品は、以前、大きな話題になったこともあり、ブレードランナー社や京都西陣よろいのTシャツパーカー、ベストは、よく知られている。

上半身を守もので、周りに気づかれにくいタイプでは、『ブレードランナー ケブラー Tシャツ』、『防刃スペクトラポロシャツ』、『防刃ジャケット【ブラック】防護服』(ケブラー)、『防刃スペクトラガードジャケット』、『京都西陣よろい セーフティーインナーベスト』など。

ケブラー繊維は、米デュポン社が1965年に開発。当時は、世界初のスーパー繊維と呼ばれたもの。同じ重さの鋼鉄に比べ、引っ張り強度は約5倍、軽く、伸び難く、熱や摩擦にも強く、切創、衝撃にも強い、そして、電気も通さず、熱も通し難い高耐熱性。

欠点としては、紫外線、アルカリ性などにさらされると劣化し強度が落ちるため、洗った後は、天日干しせず、陰干しすることになる。

スペクトラ繊維も、米国の大手繊維メーカー ハネウエル社が開発。、ケブラー繊維ほどではないにしても、20年以上前から警察や軍で装甲用途で使われてきた実績がある。

特徴としては、スペクトラ繊維は、強度は鋼鉄の15倍、水に浮くほど軽く、腐食もしない。さらに、紫外線、カビ、薬品、水にも強く、防刃・防弾に優れているというもの。

ケブラー繊維の欠点をカバーしつつ、強度に関しても、スペクトラ繊維の方が優れているのだが、その分、価格はやや高めになる。

アラミド繊維という言葉も、防刃用品では、アラミド繊維という言葉をよく見かけるかもしれないが、これは、引っ張り強度、弾性率、耐熱性に優れた有機繊維のこと。総称のようなもので、ケブラー、トワロン、ノーメックスもアラミド繊維に含まれる。

これだけの強度があれば、ナイフで刺されても大丈夫と思われそうだが、ナイフやアイスピックで突き刺すとなると話は別。片刃でも両刃でも、先端に大きな力が掛かるため、貫通してしまう。

ケブラー繊維やスペクトラ繊維でも、どの程度の厚さになっているかで結果は違うが、最後は、プレートを入れた防刃チョッキのようなものが一番ということになる。

前も後ろも守る 『防刃ベスト 【ポリカーボネートベスト2】【防刃チョッキ】【防刃】【護身グッズ】』、『L3甲冑ベスト』、『防刃ベスト アーマーベストL2』、後ろだけでいいとなると 『L3甲冑ベスト 後面保護』など。後ろだけなら、ちょっと重い皮のジャケット程度の重さになる。

防刃には、強度を示す様々な規格があり、これで性能が分かるため、確認したいところ。米国のNIJ-STD-0115.00、日本化学繊維検査協会のJIS T 8052とカケン法、そして、ヨーロッパのEN388、この3つのどれかで強度を表記されている。

米国のNIJ-STD-0115.00は、レベルは、L1、L2、L3があり、対象になるサンプルに加えるエネルギーはE1とE2の2パターン。E1のエネルギー量を1.5倍すると、E2になるような関係。

具体的な防刃試験は、片刃のナイフ(P1)、両刃のナイフ(S1)、アイスピック(SPIKE)に分れ、最大レベル L3の場合、単純に計算すると、サンプルから1mの高さで、刃物を含め、4.3kgのものが落下したとき、最大貫通、貫通が7mm以下、E2では6.5kgで落下して、貫通が2cm以下だった場合、L3(レベル3)をパスした製品ということになる。L1では、E1の落下エネルギーは2.4kg、L2では、3.3kg。

日本のJIS T 8052は、国際規格 ISO 13997にも対応するもの。切創力は、損傷させる力のことで、対象となるサンプルに、刃物を一定の力で引くことで切創抵抗性を調べるもの。切れやすいか、切れ難いかということ。貫通強さは、カケン法で検査し、どちらも、ニュートンで表記。レベルが、どうこうという話ではない。

1ニュートン (1N)は、質量1kgの物体が1秒間に秒速1mずつ加速する力。1Nを実感するには、多少、大雑把かもしれないが、100gのモノにかかる重力、単純に、100gを持ったときに感じる重さが、およそ1Nということになる。

最後に、ヨーロッパではよく使われる EN388。検査方法は、検査対象を回転させ、その回転と逆方向に円形の刃物を回転させ、一定の力をかけ、切断。このデータを決められた標準サンプルと比較評価、算定する。検査項目では、摩擦抵抗、切創、引裂、突刺の4つがあり、レベルは、1~4あり、切創だけが、1~5に分かれている。切創レベルの目安としては、耐切創手袋として使用されるのは、切創レベル2以上。

防刃用品でよく使われる規格について、簡単に触れてみたのだが、衝撃性については、JIS T 8052とEN388では考慮されていない。刃物で切られるよりは、刺されたときを考えると、NIJ-STD-0115.00の方が役に立ちそうだ。

規格の話は、ややこしく、実感できないところが多く、このレベルなら大丈夫ともなかなか言えない難しさもある。不確定な部分が多く、後ろから刺そうとする人物の体格や筋力の違いで刃物に掛かる力も変わり、このくらいの強度があれば大丈夫ともなかなか言えない難しさがある。

強度の検査では、繊維の場合、両サイドからサンプルを引っ張った状態で行っており、実際に着ると適度に緩んでいるだろうから、緩んでいる方が損傷は起きにくく、破れ難いことにはなる。

防刃用品の強度を示す、JIS T 8052、NIJ-STD-0115.00、EN388の規格は非常に厳しく、なかなかクリアできないもの。これらの規格を踏まえて、商品を見ていると、この結果では、レベル1をクリアできなかったんだろうということが、読み取れたりもする。

商品説明に、ケプラー100%と書いているものもあるが、ケプラー繊維は、確かに強度はあるが、ケプラー繊維がどの程度の厚さなのかでも、単純に強度は違うだけに、素材が何かだけでは十分な情報とは言えない。

それにしても、防刃用品が気になるというのは、ずいぶんと物騒な世の中になったものだ。


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